【動画】「失敗は成功の元」は事実なのか?考える。
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「失敗は成功の元」

個人的に、この考え方は非常に大事だと思っていますし、自分自身の経験の中でも(今現在もそうですが)、成功から得られる学びよりも、失敗から得られる学びの方がより有意義な示唆があるのではないか、と思っています。皆様はいかがでしょうか?

また、成功には共通点が少ないが、失敗には共通点が多くある、とも言われます。高度な情報化社会に発展した今、成功するためのツールや手段は溢れかえっています。また、新たな何かを生み出さなくても、既にあるツールや手段の「掛け合わせ」で新たな成功手法だったりイノベーションが生まれたりも往々にしてあります。

ただ、「成功」を手にするその手法や方法は本当に様々ですし、何よりも属人的な要素が多分に含まれたりもします。「成功要因」や「成功するための要諦」などといった切り口でまとめられている書籍も数多く存在はしていますが、本当に成功するためには、書籍では表現しきれない機微な局面や文脈が、その場面場面では必ず存在しているように思います。

成功から得られる学びや示唆もたくさんあると思いますし、それは事実だと思いますが、今回は、失敗から学ぶために必要な考え方について深掘りしていきたいと思います。

【動画】本当に失敗は成功の元なのか?

「失敗は成功の元」は事実ではない?!

動画でも触れていますが、「失敗した人が全員成功を手にしているか?」という観点で考えていくと、必ずしもそうではない、ということがわかります。

つまり、

「失敗は成功の元である」ということは、事実ではありません。では、事実は何か?ということですが、事実はこれになります。

「失敗したからといって、その失敗した全員が成功するわけではない」

これが事実です。
では、この「失敗だけで終わってしまう人」と「失敗から成功に結び付けられる人」はどのような差があるのでしょうか?皆様もぜひ一緒に考えていただきたいと思います。

失敗を成功に結び付けられる人の傾向とは?

このテーマを考えていく際に、非常に興味深い研究がハーバード・ビジネス・スクールにて行われていますので、紹介させていただきます。この研究では、ある失敗要因の捉え方と、その後に成功を手にする関係性を調べています。
結論から言いますと、1回目の課題の失敗要因を自分の責任で捉えられる人は、そうでない人(他責にしてしまう人)と比べて、2回目の課題の成功確率が3倍も差がついた、ということです。(研究の具体的内容は下記参照)

被験者には2つの異なる課題を提示。

1つ目の課題では、意思決定に必要となる重要な情報は直接伝えず、説明書の中にその情報が得られるURLを記載。

2つ目の課題では、潜在化している問題を特定する課題であり、そのヒントとなる情報はeメールで入手できるようにした。

1つ目の課題で、「説明書中のURLを見落としたのは自分の責任だ」と認めた被験者は、2つ目の課題の成功確率が高かった。

ハーバード・ビジネス・レビュー:自分に責任があるかわからない状況で、失敗から学ぶことはできるのか

失敗要因を自責で捉えられる人が成功を手にする

上記の研究結果からもわかるように、同じ失敗をしても、結局、それを自責で捉えられなければ成功にも繋がらないということです。つまり、「成功は失敗の元だ」という考え方を座右の銘にしている人がいたとしても、仮にその人が全ての事象を他責で捉えていては、成功を手にする確率は極めて低いということが言えると思います。

また、会社組織で言うならば、各ポジションだったり、各メンバーの役割設計や責任範囲が曖昧な状態では、上記同様、「それは私の責任範囲ではない」と自己解釈してしまい、成長や成功に繋がらない可能性が高くなります。そういう状態や状況を会社やマネジメント側が創り出してしまっていないか、を今一度考えてほしいと思います。

正しい役割・責任が与えられ、そして、正しく評価されることでのみ、正しい成長が見出だせる

OGSでは上記のように考えています。
ですので、人を動かし成果を出す役割である、経営者やリーダーの方々は、

  • 正しく役割設計するためにはどうすればいいのか?
  • 責任範囲を明確化するためには何が必要なのか?
  • 正しい評価をするために必要な評価基準はどのような要素が必要なのか?

といった質問に対して、正しく回答できなければなりません。ぜひ、今一度整理していただければと思います!

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