YouTubeから学ぶ 「動画マーケティング」のメリットとは

新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言や外出自粛で、自宅で過ごす時間が圧倒的に増えました。外出自粛をきっかけに、早速SNSでは「#おうち時間」や「#うちで過ごそう」といったハッシュタグが上位検索ワードとして挙がっており、インターネットを通じて、日本中・あるいは世界中の人々が一致団結する動きが見受けられます。

このように、現在は自宅で過ごす時間が増えた分、インターネットの利用時間は圧倒的に増加しています。その中でも特に閲覧が増えているのがYouTubeを中心とした「動画コンテンツ」です。

今回は、この動画コンテンツに焦点を当て、「動画マーケティング」の特徴やメリットをお伝えします。皆さんにとって、今回の記事がこの緊急事態を乗り切るための何らかのヒントや後押しになれば幸いです!

動画マーケティングとは

動画マーケティングとは、映像を用いたコンテンツで商品やサービスのマーケティングを行うことをいいます。動画マーケティングが注目されるようになった要因の一つとして挙げられるのは、通信インフラの整備です。Wi-Fiなどの利用範囲が拡大したことで、スマートフォンやタブレットのデータ通信料を気にすることなく動画の閲覧ができるようになりました。さらに、YouTubeを中心とした動画SNSの普及も進んだことから、動画マーケティングは今や非常に効果のあるマーケティング手法として注目されています。

YouTubeをメインとした動画利用者数の増加

YouTubeは現在、90ヶ国以上、80もの言語に対応している、世界中で親しみの高い動画共有サービスにまで発展しました。また、日本国内の利用者数は2019年時点で6,200万人を超えています。今や若者だけではなく、老若男女問わず、幅広く利用されていることも、YouTubeならではの特徴と言えます。


参照:総務省 平成29年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
https://www.soumu.go.jp/main_content/000564530.pdf

総務省の報告によると、YouTubeの利用率は全年代で7割を超えています。特筆すべきは30〜40代のYouTube利用率が8割を超えているという点です。また、男女の利用率にも大きな差はみられないことから、老若男女問わず、動画コンテンツは人気があるということが推測されます。

動画マーケティングのメリット・デメリット

では具体的に、動画マーケティングを行うにあたり、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

動画マーケティングのメリットとは?

  • 写真や文字だけでは伝えきれない、細かな表現を用いた訴求が可能。
  • 短時間で大量の情報を伝えられる。
  • 視覚だけでなく聴覚も利用して、リアル感を演出できる。

テキストのみだと、書かれている内容を「事実」としてインプットする作業になりますが、その一方で動画は、テキストのように視覚的に正確な情報を伝えることよりも、感覚的に訴求することができるという点が特長です。

また、音声の強弱・テロップの導入などによって、ポイントとなる部分も視聴者に伝えやすくなります。視覚と聴覚、それぞれを利用した訴求を上手く組み合わせることで、最適な情報提供が可能となることが、動画マーケティングの最大のメリットとなります。

動画マーケティングのデメリットとは?

  • 動画制作のスキルがない
  • 動画制作にかかる時間とコストが大きい

動画制作の知識や経験のあるスタッフは、一般企業ではまだ多くありません。社内制作が厳しいことから、動画制作をする際はアウトソース化する場合がほとんどです。

しかし、広告などで動画を活用する際に、効果測定のために複数の動画を作成しABテストなどを実施することを考えれば、アウトソース化するとその分コストも上がります。そのため、適切な効果測定ができないまま、とりあえず動画広告を1本流しているといった企業も多いことが考えられます。

動画マーケティングの目的とは?

では、動画マーケティングを行う具体的な目的を改めて整理していきます。

01 周知・理解の向上

短時間で大量の情報提供が可能なため、商品やサービスの理解度が高まることが考えられます。また、印象に残る動画を制作することができれば、SNSによる動画の拡散が見込めます。

02 ブランディング

コンセプトを明確にし、伝えるべきブランドイメージをストーリー性を持って発信することができます。認知度アップが見込めることから、中小企業や新商品といった、認知度の低いもののブランディングとも親和性が高いことが考えられます。

03 キャンペーン告知

動画ならではのインパクトを利用して、キャンペーンの告知を流すことで効果が見込めます。また、その情報が有益だと感じたユーザーによる拡散で、より多くの方へ配信されることも考えられます。

04 ユーザーとの関係性強化

既存のユーザーに対して、価値ある情報を一定で発信することにより、ユーザーとの関係性を深めることもできます。教育系やビジネス系コンテンツは、特にこの目的を軸にしていくことが多いです。

動画マーケティング 実践のポイント

実際に動画を制作する際の3つポイントは、以下の通りです。

01 「見られる」ためのコンテンツ作り

いざ動画を作るとなると、あれもこれもと情報を詰め込みたくなりますが、そうなると必然的に動画自体が長くなってしまいます。ファンの獲得を見込んだマーケティングを行うのであれば、短時間の動画を最後まで見てもらい、次のアクションへ繋げることがポイントです。ユーザーの視点に立った時に、「もっと見たい」と思わせることができるかを意識して、動画制作を行いましょう。

02 「拡散される」ための工夫

制作した動画が、いかに多くの人の目に留まるか。これは動画マーケティングにおいて非常に重要なポイントです。そこで、一定数のファンがつくまでは、SNS広告を活用することも1つの手法です。単に動画配信するだけではなく、こちらで設定したターゲットに向けて効率よく動画を配信できることがSNS広告のメリットです。

また、動画配信に関しては、配信時間や曜日、動画の構成やサムネイルなどが適切かどうかも重要なポイントとなります。反応が悪い場合は、その動画自体が失敗だったと決め付けるのではなく、各要素を見直してテストを繰り返してみてください。

03 コンバージョン(行動喚起)の明確化

コンバージョン(視聴者の行動喚起を促すこと)を目的とした動画は、ブランディングを目的とした動画と切り離すことをおすすめします。これらが1本の動画にまとまっていると、動画の方向性がブレてしまうだけでなく、動画自体も長編になり、最後まで見てもらえなくなることが懸念されます。

2つに分けることで、それぞれの動画で何を伝えたいのかが明確になります。これにより、興味を持った人がコンバージョンを目的とした動画へ足を運び、コンバージョン率が高くなることも予測されます。

動画マーケティング、始めましょう!

動画マーケティングは、始めてすぐに結果が出るケースは決して多くありません。しかし、動画コンテンツは、今確実に注目されているマーケットであるとともに、しっかりとポイントを押さえ継続的に配信することで、確実に効果を高めていけるコンテンツです。最初は動画作りや配信業務に時間とコストがかかってしまうかもしれませんが、頻繁にPDCAを回しながら、あきらめずに配信を続けてみてください。

時流に乗ったマーケティングに、動画は欠かせないコンテンツです。ましてや、外出自粛要請が出されている現在は、普段以上に動画コンテンツに注目が集まっています。この逆境を逆手にとって、動画マーケティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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