
弊社では、クライアントの広告費をお預かりして、最適なインターネット広告を様々な箇所から仕入れ、集客のお手伝いをする広告代理店事業に力を入れています。
今日は、その中からDSP広告について触れたいと思います。
これからDSP広告を始めてみたい!という方にとって少しでもお役に立てればと思います。
DSP広告の配信の種類について
DSP広告には、主に2つの配信方法が存在しています。ディスプレイ広告を表示するターゲットの狙い方が違うため、基本的にはこの2つを混ぜ合わせて広告を配信するケースがほとんどです。
ブロード配信
ブロード配信、またはオーディエンス配信などと呼ばれる広告の配信方法です。
これは、狙いたいターゲットをセグメントに分けて絞り込み、広告を配信します。YDN(Yahooディスプレイネットワーク)やGDN(Googleディスプレイネットワーク)などで言う、インタレストカテゴリーやインタレストカテゴリマッチなどに近いものがあります。
DSP広告の媒体にもよりますが、性別や年齢、配信エリア、ターゲットの行動履歴などを元に配信がなされているようです。
DSP広告は配信元によってターゲットの絞り込み方法が異なるため、大雑把に言えば、ある程度ジャンルを絞った上で、不特定多数のユーザーにアプローチが出来るという認識で良いかと思います。
これまでの経験上では、ブロード配信やオーディエンス配信でも、もちろんコンバージョンを狙っていくことが出来ますが、どちらかと言えば次に挙げる配信方法でコンバージョンを狙っていくことの方が断然多いと感じています。
リターゲティング配信
ディスプレイ広告と言えば、特に効果的と言われているリターゲティングという配信方法です。
一度WEBサイトに訪れたユーザーをマークして追いかけ、広告を配信し続ける方法となります。
考え方としては、WEBサイトに訪問した=何かしらの興味を持っているユーザーということで、ブロード配信に比べて格段にCVR(コンバージョン率)が高い傾向があります。
DSP広告でのネット集客方法として、ブロード配信で不特定多数の中から、わざわざ広告をクリックしてくれる興味を持ったユーザーを集め、リターゲティング配信で追いかけてコンバージョンを狙っていく、といった方法がよく取られています。
DSP広告を配信するために必要な準備物
ほとんどのDSP広告では、広告主側でバナーなどのクリエイティブを準備することが多いです。中にはご継続いただければランディングページプレゼントしますよ、といった粋な媒体様もありましたが、今回はあくまで通常配信するにあたって必要な準備物をピックアップしたいと思います。
クリエイティブ関連
サイズ別のバナー
300✕250サイズを中心にPC表示用、スマートフォン表示用のサイズ展開したバナーが必要となります。バナーのアイデアも非常に重要ですが、必要なサイズ展開をする必要があり、これが地味に大変だったり・・・。
ランディングページ
広告をクリックした際のリンク先として、ランディングページが必要です。広告と一貫性を持たせた専用のランディングページを用意することで、CVR(コンバージョン率)に大きく変化が見られます。
インフィード(ネイティブ)広告用のアイキャッチ画像&広告文
ニュースサイトなどのフィード欄に掲載される、インフィード広告(ネイティブ広告)と呼ばれる広告枠があります。今ではかなりのDSP広告の媒体で扱っていることが多く、バナー広告とはまた違った角度からの集客が見込めますので、もし予算的に出稿できるのであればお願いした方が良いです。
よくあるインフィード広告は、アイキャッチ画像(見て興味付けるための写真・画像)+広告文のワンセットで配信されます。
※インフィード広告は商材によっては非常にアタリが良いと言われているので、機会があればまた詳しい記事を書いてみようと思います。
WEBサイト側の対応
リターゲティングタグの設置
DSP広告を運用していくにあたって、外せないのが計測タグの設置です。媒体によってはページ毎に異なる計測タグの設置を求められますが、最近ではほとんど、たった一つの計測ダグを設置することで正確な計測が可能になってきているようです。
関連する全てのページに設置することで、WEBサイトに何かしらのきっかけで訪れたユーザーをマークして追いかけ、広告を配信していきます。
CV(コンバージョン)タグの設置
商品購入完了ページや、お申込み完了ページに設置することで、DSP側でCV(コンバージョン)を計測することが可能です。特にDSP広告ではCVの件数なども非常に重要で、その後の広告配信の精度に大きく関係していきます。正しく設置しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このようにDSP広告を配信するまでには色々な準備も必要です。ですが、大多数の人にアプローチすることができ、潜在顧客の開拓にはうってつけの広告媒体だと思いますので、是非検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、また。