2019年現在、ネット広告の抱えている3つの課題とは。
Internet Marketing word cloud on white background

皆さんの親やお子さんはスマホは使っていますか?

僕の親(60〜70代)は未だガラケーです。スマホに興味を持ちつつも、不便さを感じていないこともあり、僕としてもまぁいっかと言う感じ。

子供はまだ小学生なので、習い事に行く時用に通話とメールのみ出来る携帯を持っています。まぁ子供はiPadを使いこなしていますし、デジタルネイティブとして今後もデジタルガジェットには強くなってほしいと思いますが、年老いた親はどうでしょう。いや、親のみならず子供も一緒ですね。

少なからずの不安があり、子供向けコンテンツしか使えないようにiPadも設定しています。

インターネットやIT技術の進化はとても便利なものですが、同時に複数の課題(闇)を抱えています。

経営者としても、広告主としても、ユーザーとしても、親としても、これらの課題に向き合い、リスクを回避していかなくてはなりません。今日はそんな記事です。

さてさて、

電通が発表したネット広告の伸びは5年連続の2桁成長(前年比116.5%)で、インターネット広告の市場規模は2018年度に1兆7,589億円で、TVの1兆7,848億円に2019年度にも追い越しそうな予定です。

順調そうに見えるインターネット広告市場ですが、様々な課題を抱えています。

この記事では、メディア・広告主・一般ユーザーにも関わってくる大きな3つの問題を説明したいと思います。

インターネット広告が抱えている課題①【アドブロック】

アドブロックとは、アプリやブラウザにて、インターネット広告を表示させないようにすることです。インターネット広告に対する嫌悪感がユーザーの心理上働く中で、広告を表示させたくない!というニーズが高まった結果出てきた機能やサービスです。2019年7月からは世界最大のブラウザに成長したChromeもアドブロック機能を世界展開する予定との事。

アドブロックは悪質なネットメディアの存在が起点となっています。悪質なメディアとは不正請求を画面に表示させてユーザー心理を悪用しようとしたり、コンテンツを見ている最中に急にポップアップ広告などが出てきたり、リロード機能を悪用して広告から元のコンテンツに戻れなくしたりするメディアのことで、こういった悪質メディアに対して、ユーザーがかなりの嫌悪感を持ってきています。

アメリカでは33%がアドブロック機能を活用している様で、この流れは必ず日本にもやってきます。勿論、今現在の日本でもアドブロック機能を使用しているユーザーも増えています。

僕自身は様々な広告を見るのも好きなのですが、一般の消費者のアンチネット広告の流れは一定数増えると思われますので、広告がターゲットにリーチしにくくなる可能性があります。

インターネット広告が抱えている課題②【アドフラウド】

アドフラウドとは、広告詐欺・不正広告の事を指し、主に広告主側が損害を受ける広告のことを指します。広告主が広告費を払ったにも関わらず、求めていた成果を得られない悪質な詐欺の事で、企業のネット広告費をかすめ取ろうとする手法のことをアドフラウドと呼んでいます。

主なアドフラウドの手法としては、下記があります。

・隠し広告・・・ピクセル表示や透明に表示する事で、ユーザーの目には留まらないけど、広告は表示されたことになっている手法。

・自動リロード・・・広告を何度もリロード(更新)する事で、1秒間に何度も広告を表示させてインプレッション数を稼ごうとする手法のこと。

・Botによるトラフィック・・・悪意なシステムを組み、Botとしてトラフィックを無数に稼ぐ手法のこと。無論、表示された広告はシステムが巡回しただけなので全く無意味な広告になる。

・広告の詰め込み・・・1Pに大量の広告を張り、ユーザーの目的とするコンテンツが見れないのに、広告は表示(インプレッション)される手法のこと。

これらのアドフラウドにより、広告主である企業は広告費をかすめ取られていますので、メディア側の管理画面のみならず、サードパーティの解析システムを遣い、CV・CPA・CVR・CPO・ROI・ROASの検証を行って欲しいと思います。

インターネット広告が抱えている課題③【悪質な広告主】

インターネットメディアは様々な形で進化を遂げており、日々生まれています。Yahoo!・Googleといった検索エンジン、Facebook・Instagram・Twitter・ブログなどのSNS、LINE・Messengerなどのメッセージアプリ、YouTube・TikTokなどの動画アプリなどその種類も数えればキリがありません。

さて、これらのメディアの共通項は何か分かりますでしょうか?

それは、これらのメディアの殆どがユーザーは無料で使えるということ。そして、沢山のユーザーが使うことでメディアとしての価値は高まり、人が集まるところには広告価値が高まります。要は広告を出したい(出稿したい)広告主が増えるということ。

その広告主がまともな広告を出してくれるのなら良いのですが、一部悪質な広告主が多いことも事実です。悪質な広告主とは、ユーザーを煽りすぎる広告を作成したり、効果の無い商品を扱う広告主のことです。

こういった悪質な広告主が増えてきたおかげで、メディア側の出稿審査も厳しくなり、広告の表現が厳しくなりつつあります。まとまな広告主にとっては頭の痛い問題です。

まとめ

現在のインターネット広告業界の抱えている課題を書きましたが、これは広告業界や広告主の問題のみならず、一般消費者も巻き込んだ社会課題の1つだと思っています。

世の中が健全な方向に行くのはとても喜ばしい事である一方で、成長産業の1つであるインターネット広告に大きな足を引っ張る事にもなりかねません。

技術の進化が、詐欺や悪質コンテンツの量産ではなく、企業や個人の健全な情報発信、旧来の権力メディアからの情報の最適化に使って欲しいと思います。

我々はこれらの課題を認識しつつ、公私共にリスク管理していきましょう。

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