職場のTPOは大丈夫?身だしなみから始めるマネジメントとは

たまにですが、お客さんと打ち合わせをしているときにこんな話がありました。

「うちの従業員に身だしなみがちゃんとしていない奴がいて困っている。」

この問題はどこの会社でもありますし、いろんなビジネスマンのブログを見ていると「臭いがキツイ従業員」がいることで悩んでいる管理者の方の意見もありました。

弊社は2020年2月現時点で30人弱の規模でありますが、身だしなみや臭いで大きく困った経験が無いように思えます。

もちろん「私服OK」という社風のおかげという訳でありませんが、細かく見たときにTPO問題はいつでも課題となってきます。

臭い対策や身だしなみをマネジメントするのも管理者の仕事だな、と思いながら、今回は「身だしなみから始めるマネジメント」についてお話していきたいと思います。

代表、役員や役職者は特に会社の顔だと意識すべし

常に見られている意識を持つ

会社という組織に所属する以上、外部のお客様や取引先と接点がある人は、必ず自身の見た目を意識しなければなりません。

  • 代表取締役
  • 執行役員
  • 部長級以上の役職者
  • 営業など担当スタッフ

もちろん役職に関係なく、常に自分が見られているという意識は必要です。ただし、役職者以上になると会社の顔というだけでなく、場合によってはプレス対応なども強いられるためTPOなどは特に気をつけなければなりません。

非現実的ではありますが、ジャージで公の場に立つのはビジネスマナーとしてはあまり賢い選択とは言えません。シワのないスーツ、派手すぎない身なりにあったデザイン、色彩効果、磨かれた革靴、など人が見て明らかな違和感を出さないように振る舞わないといけません。

一方で高そうなブランド品を身につけたら言い訳でもないことはすでにご認識されてると思います。中には見栄商売というものもあるかもしれませんが、基本的には身なりや身丈に合ったものを選択していれば、明らかに違和感を感じとられることもありません。

職場や周りは感じているの意識を持つ

見た目については上記で触れた通りですが、「臭い」についても意識はされてますでしょうか?やはり年齢を重ねると我々も汗や加齢臭と向き合って行かなければなりません。

ただし自身の臭いケアをしたからといって、この問題は簡単に解決されるものではありません。同じ職場で働くメンバーや来社されるお客様が感じやすい例を以下であげていきます。

  • 自身の汗や加齢臭
  • 衣服のタバコの臭い
  • 香水が強すぎないか
  • 職場の臭いや空気の爽やかさ
  • ゴミ箱や給湯室の清潔さ
  • 共用の冷蔵庫の中
  • 倉庫のカビや汚れ

弊社では毎週水曜日と金曜日の朝に「お掃除Day」を設けており社員全員で机周りの整理や、拭き掃除、ゴミ箱や冷蔵庫のチェック、観葉植物への水やりなどを徹底して行なっております。

もちろん清掃係がいらっしゃるオフィスビルでは環境の部分は問題ないかもしれません。その場合は衣服の臭いや、入り口付近の清掃員も目が届きにくい場所などをチェックしてみるといいでしょう。

TPOの徹底が会社の印象を決定づける

上記では「身だしなみ」と「臭いや環境」について触れてきました。これらを全てまとめると「TPO」の徹底と捉える事ができます。

念の為TPOについて解説しておきます。「TPO」とは、「時(time)」「所(place)」「場合(occasion)」に応じた服装の使い分けのことを指す略語。基本的には、服装に関して「場をわきまえること」全般を指す言葉です。
参考: http://ikikatadatabase.com/archives/5070

TPOと言われると服装の話が一般的に問われますが、その際に自身の香りにも配慮ももちろん重要です。例えば、プルデンシャルの営業マンはTPOが社員まで浸透しており、役職者が無理に指導を入れる事なく、従業員自らが徹底して実践しています。

これだけでビジネスマンとしての印象は大きく変わってくると思いませんか?

では、これからそんなTPOや職場環境をマネジメントしていく方法を弊社の経験も交えながらお話していきます。

身だしなみから始めるマネジメント

ブランド品はいらない。立場が上の人から清潔感を出す

先ほども少しお話しましたが、まずは経営者や管理に携わる我々から身だしなみを整えていかなければなりません。

身だしなみのポイントは他サイトを見ても掲載されていますが次の様になります。

身だしなみのポイント
  • シャツがヨレヨレじゃないか
  • ズボンから服がはみ出していないか
  • 靴が磨かれているか
  • 香水や消臭剤を適量で使えているか
  • ネクタイが歪んでいないか
  • 服装自由でも取引先で恥ずかしいモノでないか
  • 必要以上にブランド品を押し出していないか
  • パッと見て「清潔感」が出せているか

などなど

挙げだすとキリがありませんが、基本的には上述したTPOの意識ができていれば問題はないと思います。特に大事なのはポイントの最後の「清潔感」です!

マイナビなどの特集にある職場で意識してほしいランキングにもこの清潔感はトップでランクインしております。これが体現できていれば、身だしなみをマネジメントする上で、自身が見本になれるので従業員やスタッフにも意図が伝わりやすくなります。

基準を上げることで周りが付いてくる

上述した様な「自分が見本になる」が実践できていれば、部下は自然と付いてくる様になります。これは後述する「ハロー効果」という心理学の応用になります。

例えば、清潔感ある身だしなみを実践して、真似をする人が出てくると思います。それは評価者(自分以外)がその人自身だけでなく服装や行動なども見る様になる事です。その結果、真似をしたり、社内環境や基準が上がっていく成功要因となってくるのです。

身だしなみや行動(癖)については自分以外の人が評価者になるので、ポジティブな認知バイアスを生み出せる様に日々の努力が必要になってきます。

ハロー効果を上手く活用する

ここで「ハロー効果ってなんだ?」って質問が出てくると思いますのでまずは簡単にご説明いたします。

ハロー効果とは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼ぶ。心理学の世界では、認知バイアスと呼ばれるものの1つである。

いわゆる認知バイアスを生み出す現象がハロー効果です。しかしこれをうまく活用した「ポジティブ・ハロー効果」というものもあります。

それは「ある特定の分野の評価が高い」と感じることで、「他の項目も高く評価する」ように感じることです。これは、身だしなみや仕草の場合、では次のように考えることができます。

  • 清潔感のある服装
  • 周りに気遣いができる
  • 爽やかな香水を使っている
  • 芳香剤や消臭剤など職場環境への意識ができている

これらを実践していれば、周りの人たちは少なからず「自分たちもやらないと」、「あの先輩や上司のようになりたい」と思うでしょう。

マネジメントとは言うより見本を作る

ここまで来ると身だしなみをマネジメントする、と言うよりは自分が見本になると思う人が出てくると思います。

これもやり方次第で、例えば自身の身だしなみについても評価項目を設定したり、職場環境についても基準を設定したり、アンケートを実施することで、定量的に評価することが可能です。

こうして、仕事面で評価項目を設定するだけでなく、組織活動として基準を設定していくことが可能になります。

最後に

今まで当たり前のように身だしなみやTPOについて述べてきましたが、これらを実践することは簡単ではありません。基準づくりを体系を持っている方はスムーズに進められると思います。

ただ、評価制度や人事評価の型がまだ見出せていない人は、OGSの講座もありますのでお気軽にご相談いただければ対応いたします。

 

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