VOICE お客さまの声

「モノサシ」創りが組織を創る

従業員と二人三脚で、事業成長を目指す。
ルールや理念に共感してもらえる組織づくりを進めたい。

株式会社シセイ 河村 様・伊藤 様・新海 様×OGSコンサルタント 大久保

愛知県名古屋市で薬局を展開する株式会社シセイ 。
社長だけでなく、他メンバーも巻き込んで知識を深めようとする河村社長の想いや意図とは?
医療系職種ならではの理念経営に対する考え方についても、深掘りして伺いました。
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企業名・店舗名
株式会社シセイ
所在地
愛知県名古屋市緑区神の倉三丁目1663番地
代表者
河村 達生
事業内容
保険調剤及び薬局の経営、医薬、医療に関わる物品や薬品の販売
公式サイト
https://shisei-ph.com/

まずは、OGS導入前に抱えられていた課題について教えてください。

河村 様

1番の課題点は、人事評価制度がそもそもなかったという点でした。今までは自分の感覚で人事評価を行っていたのですが、従業員数も20名を超え、店舗も2店舗目ができると、どうしても自分の目が届かない従業員も増えてしまいました。そうなると余計に感覚の判断は危険ですし、このままではいけないなという危機感を覚えました。

その課題点に対して、何か取り組まれたことはありますか?

河村 様

知り合いに社労士がいるので、「人事評価制度を整えないといけないね」という話はしていたんですが、なかなか完成し切れていませんでした。
そこでたまたまFacebookをみていたところ、OGSの人事評価制度の広告を見つけ、問い合わせさせていただいたのが、OGSとの出会いの経緯です。
OGSを通じて、今一度人事評価制度の作り方を学びたいと思い、無料面談を経て受講を決めました。

実際にOGSの講座を受講いただいた感想はいかがですか?

河村 様

実際受講してみると、こんなに深く教えてもらえる講座ってなかなかないじゃないかというくらい、詳しい内容を提供いただけるので、他社に迷うことなく、OGS一択で学びを深めていこうと思いましたね。
また、本では得られなかった人事評価の作り方のノウハウを、OGSの講座では学べたのも良かったです。学びというのは、一方向の情報だけでは不安ですし、視野をきちんと広げて知識を深めることも重要であると考えています。ですので、OGSの講座を通じて得られた深い内容をまた自社に落とし込みながら試行錯誤を繰り返して、しっかりとした人事評価制度を作り上げたいなと考えています。

最初は河村社長だけのご参加でしたが、その後、伊藤さんや新海さんにも受講をいただきました。お二人に受講を勧められた理由を教えてください。

河村 様

社長である僕が従業員に対して一人で言うだけだと、なかなか浸透しづらかったり、「またなんか社長が勝手に何か言い始めてる」といった雰囲気になりかねないのです。
それだと意味がないので、これは少しでも評価者の立場のメンバーを巻き込んでいかないといけないと思い、二人を参加させました。

大久保

伊藤さんと新海さんには、初回で人事評価制度の講座にご参加いただきましたが、率直な感想はどうでしたか?

伊藤 様

私自身、人事評価制度がある職場に務めた経験がなかったので、自分を評価されたこともなければ、誰かを評価したこともありませんでした。ですので、人事評価制度の講座の内容全てが新しい気付きばかりだった印象があります。
そしてその学びのおかげで、実際に人事評価を取り入れようという動きが本格化したタイミングでも、すんなりと理解して業務に入っていけました。

新海 様

僕は逆に、人事評価制度がある企業に務めていた経験もありましたし、そこで管理者としてメンバーを評価していたこともありました。
しかし、そのころに適用していた評価制度自体があまり効果的ではないなと思ったり、手間がかかりすぎて大変だなと言う印象も持っていたのです。
人事評価制度は、結果を出すための手段に過ぎないものですし、薬局に限ってはビジネスモデルとしては、マーケティングが必要となる分野でもないと思っていましたので、正直なところ、人事評価制度を導入する必要はあるのかな?と少し疑問に感じていました。
しかし、OGSの講座を受講し、「価値観を言語化していく」ということにとても共感を持つことができました。価値観を言語化し、それを共有し実践すること。そしてその先には、結果がついてきて、結局評価へと繋がってきますので、やはり評価基準を明確にすることは重要だなと。そういった気付きを一周回って再認識することができました。

学んでいただいた内容は現在社内に落とし込まれていますか?

河村 様

ちょうどこれからですね。ですので、今作っている人事評価制度がきちんと稼働するかどうかもまだこれからチェックしていかないといけないのですが、OGSの人事評価制度の講座がきっかけとなって、人事評価制度の構築の重要性が確信へと変わったので、この気持ちを大切にして、今後もブラッシュアップしながら良い評価制度を構築していきたいと思います。

今回は、「経営理念」の創り方講座にもご参加いただいていますが、講座受講のきっかけを教えてください。

河村 様

昨年の10月に経営理念を作ったのですが、主に浸透の部分で頭を悩ませていました。店舗が増えると、自分では現場に入れなくなるので余計に理念を浸透させておく必要性を感じていたのです。
ただ、突然浸透させようと僕だけが必死になっても、従業員からは「押しつけだ!」といった反発も食らったりと、様々な意見が飛び交ってしまいました。
ただ、やはり会社としてのモノサシを明確にしておかないと、どんなことでもトラブルの元になりかねないなと危機感を持ちました。
そんな時、エックスラボの藤社長や深石さんがおっしゃった「基準や仕組みが会社を作る」という言葉を思い出しました。まさにその通りで、きちんとルール化をしておけば、会社は勝手に動いてくれるので、自分の手から離れるのだという話を伺い、やはり人事評価はもちろん、経営理念も含め、きちんと会社のモノサシを明確化してルール化しなければならないと思っていました。
そんなタイミングで大久保さんから経営理念に関するオンラインセミナーをご案内いただきました。本当に良いタイミングでびっくりしましたよ!これもご縁ですね。笑

大久保

良かったです!バッチリのタイミングでご案内できて何よりです!笑

河村 様

セミナー自体もとても勉強になりましたし、自分が立てた経営理念がこれで良いのかどうかも、今一度考え直すきっかけにもなりました。大企業でも理念を唱和するだけで終わってしまっているというエピソードを伺い、浸透させることはやはり難しいんだなと痛感したと同時に、浸透させることができれば、とても強い組織を作ることができるんじゃないかという希望も見えたセミナーでした。

大久保

オンラインセミナーで感じていただいた気付きがあって、今回の講座を受講いただけたんですね。

河村 様

そうですね。オンラインセミナーでも気付きを元に、やはり社内の従業員たちともきちんと向き合って理念に対する考え方や思いを伝えたいなと。
一人ひとりの価値観は違うことは当たり前だということを理解してもらった上で、会社にはこのような価値観があるんだよということを明確にし、会社としての方向性やルールを発表し、浸透させていきたいと思いました。 そのあたりのコツを今回の講座でも教えていただきたいと思い、受講しました。

今後のシセイさんの組織づくりの展望について教えていただけますか?

河村 様

今後は、ますます感覚で評価することはできなくなってくるので、人事評価システムや理念が社内で勝手に稼働してくれるような状態をまずは目指しています。
現在3期ですが、5期目には売り上げや店舗数諸々を倍増させたいと思っていますし、新規事業にも取り組んでいきたいと考えています。
そのためには軸を作らないと始まらないと思うので、まずはしっかりと軸を作り、それを浸透させていくことに注力していきたいと思います。
また、ただ「患者さんのために」といったやんわりとした目的だけを持って働くのではなく、人として成長していける組織であり続けたいですね。薬剤師として、単に薬を患者さんに渡してありがとうと言ってもらうことが、我々の役目ではありませんので。

伊藤 様

今、薬の情報なんてインターネットで調べればすぐに情報収集できるじゃないですか。それだと、私たち薬剤師がいちいち説明する必要はないと思われてしまいます。ですので、なぜ薬剤師が存在しているのか。その本質的な理由を考え、成長し続けなければいけないと思っています。

河村 様

薬剤師としての知識を深めて成長するだけではなく、人間として成長すること、人間としての魅力を深めていくことを従業員が意識してほしいと思っています。そんな従業員で作り上げる薬局であり続けたいなと願っています。

最後に、OGSの講座は、どのような人に勧められると思いますか?

河村 様

どの業種でもOGSの講座は必要なものだと思いますが、もしかすると、薬局など医療系の職種は、経営理念や評価基準からは少し遠い存在であるイメージを持たれているかもしれません。
ただ、僕自身も最近、同業の知り合いから、経営理念についての悩みを受けたばかりですし、医療・福祉系の業種であっても経営理念の策定や評価基準の設定は重要になってくると思うので、積極的に受講すべきだと思います。
そもそも医療などの業種は「患者さんのために」といった目的が明確になっている業種です。ただ、その想いの上にあるもっと高尚なものを策定することで、もっと従業員のモチベーションも上がると思うので、経営理念や評価基準といった決まり事をきちんと設定することは、組織づくりや事業成長において非常に有効だと思います!

本日はありがとうございました。

編集後記

名古屋の薬局を経営するシセイ様。遠方からの参加にもかかわらず、今では社長の河村様だけではなく、管理職メンバーも巻き込んでOGSの講座を受講してくださっています。組織としての一体感、方向性の提示を行うことで、事業成長に向けて一致団結されている様子が感じ取れました。
人事評価制度は、経営者だけが理解すれば良いという訳ではなく、評価者の理解が重要となります。それを体現化している企業であると同時に、今後のさらなる事業拡大に向けた動きに注目です。
  • 「個」の当事者意識を高める

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    役割と責任を与え、主体性のあるスタッフを育てるために。 事業成長を実現させる公平な評価制度づくりを実践。

    三木歯科・小児歯科

    業種
    歯科医師
    従業員数
    20名未満
  • 従業員と一緒に会社を創っていく

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    組織全体が同じベクトルへと向かっていくために、 評価や待遇に対する不安を減らす。

    森康株式会社

    業種
    建設機械部品のASS'Y、製造販売 / 各種産業機械の組付け部品、ASS'Y品の製造販売 / 工作機械の販売
    従業員数
    50-100名
  • 第2創業期の組織変革に徹底伴走

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    自走化トレーニングで組織創りと人財育成の2軸を実現し、 グッドではなく、グレートな会社を目指す。

    株式会社Red Bear

    業種
    レコードブック事業(リハビリ型デイサービス/自立支援サービス) スタジオレッド事業(シルバーフィットネス/自立継続サービス) webメディア事業(地域社会での活躍を促進/自立貢献サービス)
    従業員数
    50-100名
  • 経営の根幹となる管理職育成の基軸が完成

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    階層別でどのような教育をすれば良いのか、 明確な指標・基準が生まれたのは組織にとって大きな財産。

    イオンタウン株式会社

    業種
    ショッピングセンターの開発と運営
    従業員数
    500名以上
  • 基準を明確化して、想定外を減らす

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    人事評価制度は、スタッフへのプレゼント。 基準・目標を明確にし、全員でさらなる事業成長を目指す

    株式会社オール・ワン

    業種
    一般貨物自動車運送事業
    従業員数
    20-50名
  • 間接部門の目標設定を最適化

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    「全部署に売上目標」から、「各役割に即した目標設定」へ。 「売上が全て」という風潮を改善し、従業員のモチベーションが向上

    株式会社古田土経営

    業種
    月次決算書、経営計画書の作成 経営アドバイザー、社会保険手続
    従業員数
    300名以上

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